フランス語で丸パンは「ブール」

フランス語で丸い形のパンは「ブール(Boule)」といいます。Boule という単語自体がフランス語で「ボール」や「丸」を意味し、その名の通りまるまるとしたかたちが特徴です。見た目はとてもシンプルですが、フランスのパン職人の技術が詰まった定番のひとつです。

ブールはバゲットと同じ生地で作られることが多く、標準的な重さは約350g。バゲットやバタールと同じくらいの分量を使いながら、形だけが異なるため、焼き上がりの香ばしさや中身のもちっとした食感はまさに本場の味。昔からフランスの家庭やパン屋で親しまれてきたパンです。

実は、「ブーランジェ(boulanger)」という言葉、つまり「パン職人」や「パン屋」という意味も、この「ブール」に由来しているという説があります。パンそのものが職人の象徴だった時代を思い出させる、興味深いつながりです。今、日本のパン屋さんでもよく見かけるようになったブールは、フランスのパン文化の原点ともいえる存在。一口かじれば、素朴だけど深みのある味わいが広がります。

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