ドクターヘリの価格って一体いくら?

救急医療の現場で活躍する「ドクターヘリ」。事故現場や離島など、陸路ではなかなかたどり着けない場所に迅速に医師や看護師を輸送するこの航空救急サービスは、命を守る上で非常に重要な存在です。

そんなドクターヘリ1機の価格は、実は約5億円もするのです。これは、実際に長野県で運航されている「信州ドクターヘリ」に使われている機体、EC135というヨーロッパ製の小型タービンヘリコプターの価格です。平成21年4月時点で導入され、中日本航空株式会社が運航を請け負い、佐久病院のヘリポートに常時待機しています。

5億円というと一見高額に思えるかもしれませんが、この機体は高高度飛行にも対応し、信州のような山岳地帯でも安定して運用できる性能を持っています。また、機内には医療機器が完備されており、飛行中から専門的な治療を開始できるようになっています。

もちろん、購入費用の他にも、維持費や燃料費、乗員の訓練費など、毎年のランニングコストもかさみます。しかし、遠隔地にいる重症患者を短時間で病院に運べるこのシステムは、日本の救急救命医療の大きな支えとなっています。

ドクターヘリは、単なる輸送手段ではなく、空を飛ぶ「移動型の救命救急室」。その存在は、今や地域の安心と安全を守る上で欠かせないものになっています。

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