椎間板ヘルニアになったら? まずできること

突然現れる激しい腰の痛みや、足に走るしびれ——それがもしかしたら椎間板ヘルニアかもしれません。多くの中高年に見られるこの状態では、背骨の中のクッションの役目をする「椎間板」がはみ出し、神経を圧迫することで痛みが生じます。

まず大切なのは、無理をせず早めに整形外科を受診することです。病院では、MRIなどで正確な診断が行われ、そのうえで治療方針が決まります。

代表的な治療法は主に3つです。

神経ブロックは、痛みの元になっている神経の近くに局所麻酔やステロイドを注射する方法。痛みをすばやく和らげる効果があり、ひどい場合には入院して行うこともあります。

薬物療法では、痛みや炎症を抑えるための「非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)」や、筋肉のこわばりを和らげる「筋弛緩薬」が処方されます。これらは急性期の辛さを軽減するのに役立ちます。

痛みが落ち着いてきたら、理学療法の出番です。専門の理学療法士が、体に合ったストレッチや筋力強化のエクササイズを指導します。場合によっては牽引装置を使って、神経への圧力を和らげる治療も行われます。

ほとんどの場合、手術は必要なく、これらの治療で改善していきます。焦らず、自分の体と向き合いながら回復を目指しましょう。

関連項目

詳細記事

関連トピック