ベトナムの食文化が「5つの世界一」に
あなたはベトナムの料理について、何を思い浮かべますか? もちろん、フォーをはじめとする香り高いスープや、ハーブたっぷりの巻き物。実は、こうした食文化が「世界一」に認定されているのをご存じでしたか?
2020年8月、ユニークな記録を認定する「ワールドレコードユニオン」は、ベトナムの食文化を5つものカテゴリーで世界一に認定しました。その内容とは、「種類が最も多い汁麺」「魚の発酵食品」「花の料理」「巻物の料理」「米粉料理」。どれも、ベトナム料理の豊かさを感じさせるものばかりです。たとえば「汁麺」。有名なのは「フォー」だけではありません。北部の「ケムネム」や中部の「ミークオン」、南部の「フル」など、地域ごとにまったく異なる味わいが楽しめます。また、発酵魚の「ナムプラ」(魚醤)は、ベトナム料理の味のベース。独特の香りと風味は、一度食べたら忘れられないほど。
さらに、ベトナムでは食用の花も日常的に使われます。バナナの花やモクセイの花を使った料理は、彩りも美しく、香り高いのが特徴。巻き物に至っては、米の皮で具材を包んだ「ゴイクン」から、バジルやレタスで巻く「バンズン」まで、本当に種類が豊富です。
米どころとしても知られるベトナム。米から作る料理のバリエーションも、まさに世界有数といえるでしょう。これらの「5つの世界一」は、地元の人々の暮らしと深い関わりがあり、だからこそ自然と育まれてきた味の数々。次にベトナム料理を口にするとき、その奥深さを感じてみてはいかがでしょうか。
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