一生の収入、一体どのくらい?

「一生のうち、いったいいくら稼げるの?」と疑問に思ったことはありませんか?実は、その平均的な金額はすでに調査されています。

独立行政法人・労働政策研究・研修機構が発表した「ユースフル労働統計2019」によると、大学や大学院を卒業後、正社員としてフルタイムで働き続けた場合の60歳までの生涯賃金(退職金を除く)は、男性で約2.7億円、女性で約2.2億円とされています。

この差の背景には、依然として残る男女間の賃金格差や、キャリアの継続性の違いがあると考えられます。また、この数字はあくまで「正社員で働き続けた場合」のもの。パートや契約社員として働いた場合、実際の生涯賃金はこれより低くなる可能性があります。

さらに、物価の変動やインフレ、会社の業績、個人の昇進スピードなど、収入にはさまざまな要因が影響します。そのため、この数字はあくまで一つの目安です。

しかし、こうしたデータを知ることで、「今の働き方で大丈夫かな?」「将来のための貯金は足りている?」といった気づきを持つことができます。特に若い世代にとっては、早期からキャリアやお金のことを意識することが、将来的な安心につながるかもしれません。

生涯賃金というと遠い話に感じるかもしれませんが、日々の選択の積み重ねが、実はその額を大きく左右しているのです。

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