賞与のない会社が増えている理由とは?

最近、賞与(ボーナス)のない会社が目立ってきています。従来の日本企業では、春と夏に賞与が支給されるのが一般的でしたが、実際には法律で義務づけられているわけではありません。賞与の支給は原則、会社の任意であり、就業規則や労働協約に明記されていない限り、支給義務はありません。

賞与のない会社には、いくつかの特徴があります。まず、従業員数が少ない中小企業では、業績によって収益が不安定なため、賞与の支給が難しい場合があります。また、労働組合がない会社では、ボーナスの交渉が行われず、支給されないことも多いです。さらに、業績が低迷している企業では、経営上の理由で賞与カットや廃止に踏み切るケースも少なくありません。

ただし、すべての会社が「手当を削ってコストを下げる」わけではありません。人材の流出を防ぐために、基本給を高く設定する企業も増えています。これにより、毎月の収入が安定し、従業員の満足度を維持する狙いがあります。特に若手社員の間では、ボーナスより安定した月収を重視する傾向も強まっています。

2023年現在、多くの企業が働き方や報酬体系を見直す中で、「賞与のあり方」も変化しつつあります。就職や転職を考える際には、賞与の有無だけでなく、給与体系の全体像を確認することが重要です。

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