手紙にフリクションペンを使うのは失礼?
大切な人に手紙を書くとき、どんなペンを使いますか? 最近よく見かけるのが、消せるボールペン「フリクション」。書き心地がよく、ミスを気にせず書けると人気ですが、実は手紙には向かない使い方があります。
フリクションのインクは、摩擦熱や高温で消える仕組みになっています。たとえば、夏の車の中やストーブの近くなど、40度以上になる場所では、文字が薄くなったり、完全に消えてしまうことも。大切な想いが詰まった手紙が、そのようにして失われてしまったら——とても悲しいことです。
メーカーも「公的な書類や、消えては困る文書には使わないでください」と明言しています。これは単なる注意ではなく、相手への配慮としても大切なこと。もらった側が「この文字、消えてる…?」と不安になるのは、失礼に当たるともいえます。
手紙は、長く残してほしいからこそ書くもの。だからこそ、インクが確実に残る普通のボールペンや、万年筆を使うのが無難です。想いを届けるには、やっぱり「消えない」筆記具がふさわしい。ちょっとした違いですが、相手への敬意や気遣いが、手紙の重みをより深くしてくれます。
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