ピラティスで筋肉は太くなる?
「ピラティスを始めたら、ムキムキになってしまうのでは?」——そんなふうに思う人もいるかもしれません。しかし、ピラティスは筋肉を大きく肥大させるような運動ではありません。確かに、体を動かすことで筋肉は使われますが、その目的は「見た目」ではなく、「体の使い方」や「姿勢の改善」にあります。
ピラティスは、インナーマッスルと呼ばれる深層の筋肉を意識的に使うエクササイズです。腹筋や背骨を支える筋肉を丁寧に動かすことで、体のバランスや動きの質が高まります。たとえば、日常での立ち方や座り方が自然とよくなり、腰痛の軽減にもつながることがあります。
一方、ジムでのハードな筋トレは、短時間で大きな負荷をかけることで筋肉を発達させることを目指します。それに対して、ピラティスは繊細な動きの連続。2022年の調査でも指摘されていますが、ピラティス単独では、目に見えるほど筋肉が太くなることはほとんどないのです。
つまり、ピラティスは「引き締まった体」を目指すには適していますが、「マッチョになる」ための運動ではありません。無理なく続けられる中で、体の内側から強さをつけていく——それが、ピラティスの真の魅力かもしれません。
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