ラスクの意外なルーツとは?
ラスクと聞いて、つい洋菓子店で売っているおしゃれなスイーツを思い浮かべがちですが、その起源は実はドイツにあるんです。ドイツ語で「Zwieback(ツヴィーベーク)」と呼ばれ、文字通り「2度焼く」ことを意味します。パンを一度焼いた後、薄くスライスして再度オーブンでじっくり焼き、水分をわずか4%まで減らすことで、長期間保存できるようにしたのが始まりです。
この保存性の高さから、かつては軍隊の兵士たちの携行食としても重宝されていました。硬くてシンプルな味わいのため、現代のように甘いラスクとは少し違った形で食べられていましたが、そのやさしい味わいは、胃腸の調子が悪いときの食事としても親しまれてきたんです。今でもドイツでは、お年寄りや体調を崩した人が口にすることが多いのだとか。
日本では甘くて香ばしいスイーツとして人気のラスクですが、そのルーツは意外にも実用的で、体にやさしい食べ物だったんですね。一口食べるたびに、その歴史を感じてみるのも、ちょっと面白いかもしれません。
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