「モンブラン」の名前の由来とは?

ケーキの名前として知られる「モンブラン」。実はこの名前、フランス語で「白い山」という意味を持っています。その名の通り、ふんわりと山のように盛られた細かいスライスされた栗の渓みが、アルプスの雪を頂くモンブラン山の姿に似ていることから、この名前がつけられました。

モンブランはもともとフランスの伝統的なスイーツで、現在では日本でも秋になると多くのカフェや洋菓子店で見かけるようになります。基本的な作り方は、メレンゲやクッキー生地を土台にし、そこへ甘く煮た渋皮栗をのせ、さらにもう一层の栗を渓みにした生クリームで覆います。まるで小さな山脈のような見た目が特徴です。

フランス語では「Mont Blanc」、またはより正確に「Mont Blanc aux marrons(モン・ブラン・オ・マロン)」と呼ばれ、「栗のモンブラン」という意味になります。このケーキが生まれたのは19世紀後半のパリとされ、当時から今に至るまで、その風味豊かな味わいと美しい見た目で、多くの人の心をつかんできました。

実は、モンブラン山自体はフランスとイタリアの国境に位置し、西ヨーロッパ最高峰の山としても有名。ケーキの名前には、そんな雄大な自然への敬意がこめられているのかもしれません。一口食べれば、秋の深まりを感じさせる一品です。

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