歯磨きしすぎ?気づきにくい過度のケア
毎日の歯磨きは大切な習慣ですが、実は「しすぎ」も問題です。歯茎から出血する、歯が急にしみるようになった——こうしたサインは、自分では気づきにくい「磨きすぎ」の警告かもしれません。
特に、歯ブラシを強く押しつけるように磨いたり、硬いブラシを使い続けたりしていると、歯ぐきが傷ついて赤く腫れたり、出血しやすくなります。また、冷たい飲み物や熱い食べ物に「ピリッ」と痛みを感じる場合、それはエナメル質がすり減り、象牙質が露出しているサイン。エナメル質は一度失われると再生しません。
さらに、歯の表面がざらざらする、歯ぐきが下がって歯が長く見えるようになった——これらも長年の力みすぎによるものです。歯科医院では「歯頸部欠損(アブフラクション)」と呼ばれ、見た目だけでなく知覚過敏の原因にもなります。
正しい磨き方のコツは、「弱めの力で小刻みに」。歯ブラシの毛先を歯と歯ぐきの境目に45度に当て、指の力だけで優しく動かすのが理想です。1日2回、丁寧に2分を目安にしましょう。また、1〜2か月で毛が広がるようなら、力が強すぎる証拠。柔らかめの歯ブラシに変えるのもおすすめです。
歯を守りたい気持ちは誰にでもありますが、やさしいケアこそが長持ちの鍵。今日から少し力を抜いて、丁寧に磨いてみてはいかがでしょうか。
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