根管治療の再発、その原因とは?
根管治療後に再び痛みが出たり、腫れが戻ったりすること、ありますよね。多くの場合、その理由は「歯の内部に残った汚れ」にあります。
歯の根の中には、細菌や腐敗した組織といった感染物質が潜んでいます。 これらの汚れが完全に取りきれていないと、治療後にも再発する原因になります。特に、根の先まで治療器具が届いていなかったり、消毒が不十分だったりすると、細菌が生き残ってしまいます。
また、人によっては根の本数や形が複雑なことが少なくありません。肉眼では見えにくい細い根や、枝分かれした部分が見逃されてしまうこともあります。実は、マイクロスコープ(歯科用の拡大鏡)を使うことで、従来より多くの根の穴が発見されるケースも珍しくありません。
たとえば、上の奥歯には通常3~4本の根がありますが、まれに5本以上あることも。そんな隠れた根の中に感染が残っていた場合、いくら表面的に治療を終えても、時間とともに再発してしまうのです。
そのため、最近では精度の高い治療のためにマイクロスコープの使用が広まりつつあります。見えない部分までしっかりと処置することで、再発のリスクを大きく減らすことができるのです。
根管治療は「治った」と思っても油断は禁物。専門的な機器と経験をもって、奥まで清掃することが、長持ちのカギです。
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