電話での税務調査は有効? 実際のところ
「税務調査」と聞くと、税務署の担当者が会社や自宅に直接訪問して、帳簿をチェックするイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。しかし、実は電話だけ、あるいは書面のみによるやり取りでも、立派な「税務調査」として有効なんです。
国税庁が定める国税通則法では、「調査」という言葉で税務調査が規定されており、その方法は必ずしも対面に限りません。2018年9月11日付の通達によれば、電話や書面での照会も正式な調査の一つとして認められています。つまり、税務署から電話がかかってきて、所得の内訳や経費の根拠について質問された場合、それ自体が法的に効力を持つ調査行為になるのです。
特に近年は、非対面での対応が増えていることもあり、電話での確認は珍しくありません。実際、確定申告後に追加の説明を求められるケースでは、まずは電話で連絡が入ることが多いです。重要なのは、調査の方法がどうであれ、提出した資料や説明の内容に一貫性と根拠があるかどうか。電話一本でも、後で問題になる可能性は十分にあります。
税務調査と聞くと緊張するものですが、その形式は多様です。対面だけでなく、電話や文書でのやり取りも「調査」の一部だと認識しておくことで、普段からの記帳や申告への意識も変わります。何より、日ごろからきちんと記録を残しておくことが、何よりの安心につながるのです。
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