EDカード、7月1日で廃止に
2024年7月1日をもって、日本人の海外渡航時に使用されてきたEDカードが正式に廃止されました。これにより、出国や帰国時の記録手続きがこれまでとは大きく変わる流れとなっています。
EDカードとは、「日本人出・帰国記録カード」の略称で、長年にわたり日本人が海外を出入りする際に空港で提出していた書類です。しかし、近年の海外渡航者の大幅な増加や、入管手続きのデジタル化が進む中で、紙のカードによる手入力は非効率との判断から、見直しが進められてきました。
法務省入国管理局によると、今回の廃止は、出帰国手続きの合理化と効率化の一環。現在は指紋や顔認証を活用した自動通関システム「スルーザレーン」が普及しており、多くの人がスピーディーな出入国を体験しています。EDカードが不要になることで、空港での混雑緩和や手続きの簡素化がさらに進むと見られています。
実際に、すでに多くの国では同様の紙カードが撤廃されており、日本もようやく国際的な流れに完全に乗った形です。今後はパスポートの読み取りと顔認証で本人確認が完結するため、旅行者はよりスムーズに空港を通過できるようになります。
ただし、一部の例外を除き、すべての日本人渡航者が対象となるため、これから海外に出かける際は、新しい仕組みに慣れることがポイントです。カードに頼らなくなった分、パスポートの有効期限や入国条件の確認を事前にしっかり行うことが、より重要になっています。
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