「ですます」は丁寧語ですか?
はい、「です」と「ます」はまさに丁寧語の代表です。 日本語の敬語は一見複雑に思えますが、実は大きく分けると5つの種類があります。そのうち、「です・ます」は誰にでも使えて、話し手と聞き手の関係を丁寧に保つ役割を担っています。
たとえば、「行きます」と言えば、すでに「ます」形で丁寧な言い方になります。相手が目上だろうと同輩だろうと、この形を使えば失礼になりにくいのが特徴です。一方で、「いらっしゃる」は尊敬語、「伺う」は謙譲語I、「申す」は謙譲語II(丁重語)に分類されます。また、「お茶」「お料理」といった「お~」の形は美化語と呼ばれ、言葉を美しく見せる働きをします。
文化庁の「敬語の基本」でも明確に分類されていますが、「です・ます」はあくまで丁寧さを表すもので、相手を高く立てたり、自分をへりくだったりする働きはありません。そのため、目上の人に対してのみ「ですます」を使うわけではなく、日常会話でも気軽に使える万能な表現です。
つまり、丁寧な印象を与えたい場面では、「ですます」調を使うのが最も手軽で確実な方法。ビジネスシーンでも家庭でも、このシンプルなルールが大きな役割を果たしているのです。
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