アフリカの虹は何色?実は世界で「7色」は少数派

日本では「虹は赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の7色」と教わりますよね。でも実は、これは日本の文化的な捉え方で、世界中で同じとは限りません。アフリカのある部族では、虹をたった2色と見なしていることもあるのです。

たとえば、西アフリカの部族の中には、色を「暖色」と「寒色」に分ける、あるいは「明るい色」と「暗い色」だけの区別しかしないところがあります。言語や文化によって、色の数え方や感じ方が全く違うのです。人間の目は同じでも、何を「別の色」として意識するかは、暮らしぶりや言葉の影響を大きく受けているんですね。

実は日本以外でも、虹の色の数はまちまち。アメリカやイギリスでは6色で、藍(インディゴ)をはっきり分けていません。ドイツに至っては、橙(オレンジ)もあまり区別せず、5色と教えることが多いとか。こう聞くと、「7色説」がいかに日本の常識に過ぎないかがわかります。

虹そのものは、太陽の光が雨粒で屈折してできる自然現象。物理的には連続した spectrum(スペクトル)ですが、それをどこで区切るかは文化次第。だから「アフリカの虹は何色?」という質問には、「部族や地域によって2色かもしれないし、もっとかもしれない」——そんなふうに答えるのが、一番正直かもしれません。

関連項目

詳細記事

関連トピック