トイレで突然気絶してしまう原因とは?

トイレやお風呂上がりなどに、ふらっと意識を失ってしまう現象には、医学的な理由があります。その一つが排尿失神と呼ばれる状態です。

排尿の直後や最中に急に気が遠くなる原因は、血管迷走神経反射という体の仕組みにあります。尿意を限界まで我慢している状態では、膀胱が強くパンパンに膨らみ、一時的に血圧が上がります。その後、急に排尿して膀胱が一気に縮むと、今度は反動で血圧や心拍数が急降下してしまいます。

この血圧の急激な変動によって脳へ流れる血液の量が一時的に減り、脳が酸欠状態のようなサインを出して失神を引き起こします。特に、お酒を飲んだ後や、夜中に布団から急に起きてトイレに駆け込んだときなどはリスクが高まりやすいので注意が必要です。

対策としては、尿意を我慢しすぎないことや、水分不足の状態で急に力まないことが大切です。もしめまいや立ちくらみを感じたら、無理をせずその場で座ったり横になったりして体を休めましょう。

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