ナポレオンを追い詰めた敗北の歴史

かつてヨーロッパの大半を支配下に置き、絶大な権力を誇ったナポレオン・ボナパルト。しかし、彼の絶対的な覇権も永遠には続きませんでした。ナポレオンの不敗神話が崩れ去った背景には、特定のひとつの国だけでなく、複数の戦線での敗北が存在します。

大きな転機となったのは、粘り強い抵抗を受けたスペイン独立戦争と、過酷な冬と焦土作戦に阻まれたロシア遠征でした。これらの戦いで甚大な被害を受けたフランス軍は次第に追い詰められていきます。そして1815年、運命のワーテルローの戦いにおいて、イギリスやプロイセンなどの連合軍を前に決定的な敗北を喫しました。

同年11月に第二次パリ条約が締結されたことでナポレオン戦争は終結し、英雄と称されたナポレオンは完全に失脚することとなったのです。

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