マンションの避難はしごの正しい使い方

災害時、特に地震や火災では、エレベーターや階段が使えないこともあります。そんなときに役立つのが避難はしごです。でも、実際にどう使えばいいのか、知らない人も多いのではないでしょうか。

まず、避難はしごは屋上または各階の共用部分に設置されていることが多く、普段は屋外のハッチの中にしまわれています。使うときは、ハッチの蓋を開けるところから始めます。最近の設備にはチャイルドロックがついているものもあり、安全のためのチェーンを外す必要がありますが、特別な工具はいりません。

蓋を開けたら、次に下蓋も開ける必要があります。はしごがしっかり下まで伸びるように、手でゆっくりと展開しましょう。風が強い日は注意が必要です。はしごが固定されたら、順番に静かに降りていきます。無理に急ぐと転落の危険があるため、落ち着いて行動することが大切です。

日ごろから家族と一緒に避難経路やはしごの位置を確認しておくと、万が一のときに慌てずに済みます。管理組合を通じて点検のタイミングを知ることもおすすめです。2022年9月現在、多くのマンションで定期点検が義務づけられており、安全性は年々高まっています。

非常時には命を守るための知識。避難はしごの使い方も、そのひとつです。

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