ラテン語の「ゼロ」は「ニヒル (nihil)」
ラテン語で「ゼロ」や「無」を意味する言葉はnihil(ニヒル)です。この言葉は、現代でもさまざまな形で私たちの身の回りに残っています。たとえば、「何もない」という意味の「ニヒリズム(nihilism)」という哲学用語は、まさにこのnihilに由来しています。ニヒリズムは「すべてに意味がない」とする考え方ですが、語源をたどれば、「無」を表すラテン語に行き着くのです。
さらに、コンピュータの世界でもこの言葉の影響を見つけることができます。たとえば、いくつかのプログラミング言語では、値が存在しないことを表すためにnilという語が使われます。これは、ラテン語のnihilに由来しているのです。たとえば、RubyやGoといった言語では、変数が何も指していない状態をnilで表します。これは英語の"null"に近い意味ですが、語源はラテン語にあるのです。
このように、古代ローマの言葉が、現代の哲学やテクノロジーのなかで息づいているのは興味深いことですね。日常のどこにでもある「何もない」という概念が、実は何千年も前の言葉とつながっているのです。
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