世界で最も強いお酒、スピリタス

「世界で一番きついお酒って何ですか?」という質問に、多くの人が挙げるのが、ポーランド発祥のスピリタスです。このお酒のアルコール度数はなんと96%。ほぼ純粋なエタノールに近く、火がつくほど強烈な味わいです。

スピリタスは無色透明で、ほぼ無臭・無味に近いですが、一口飲めばその強さがはっきりと分かります。喉を通る瞬間の灼熱感は、経験した人にしか伝えきれないほど。日本ではあまり見かけませんが、一部のカクテルバーでは「飲めるかチャレンジ」として取り上げられることも。

ただし、飲み方には注意が必要。この強さゆえに、ストレートで飲むのは非常に危険です。多くの場合、カクテル用に薄めて使われます。例えば、エネルギー飲料やフルーツジュースで割れば、意外と飲みやすく、お祭りや若者の間で人気になることも。

ちなみに、スピリタスは本来、医療用や工業用としても使われてきた歴史があります。お酒というより「液体の燃料」と言われる所以です。実際に、緊急時にはランプの燃料代わりになるほど。

とはいえ、あくまで「お酒」。好奇心で手を出すのは危険ですが、正しい使い方をすれば、カクテルのベースとして素晴らしい存在感を放ちます。世界一の強さを持つスピリタスは、その名の通り、「飲み手を選ぶ」特別な一本といえるでしょう。

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