新卒1年目の離職率、どれくらい?

新しく社会人になった人が、入社から1年以内に会社を辞める割合は、全体の約1割にのぼります。特に高卒の若者ではその割合が高く、なんと16.3%が最初の1年で退職していることがわかっています。大卒でも11.8%が同じ時期に離職しており、新卒の約10人に1人が1年以内に仕事を辞めている計算になります。

実は、新卒が会社を辞めるのは1年目が最も多く、その後も3年以内に退職する人の割合は全体の3割以上に達しています。これには、学生時代と実際の職場のギャップを感じたり、勤務体系や人間関係に適応できなかったりするケースが多いようです。特に初めての正社員としての責任や、長時間労働への戸惑いが、若者の心に重くのしかかることがあります。

企業側もこうした傾向を踏まえ、最近では新入社員へのサポートを強化。OJT(職場内訓練)やメンター制度を導入する会社も増えてきました。一方で、若者自身も「働き方」や「自分に合う職場」について、早い段階で考えるようになっています。

1年で辞めることが「失敗」とは限りません。大切なのは、その経験を通して何を学び、次にどう活かすか。社会の変化とともに、キャリアの歩き方も、少しずつ多様になっています。

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