治りにくい傷の原因と専門的なケア
けがをしたとき、ほとんどの傷は数日から数週間で自然に治っていきます。しかし、中にはなかなか治らずに長引く傷もあります。そのような傷は、単なる「回復の遅れ」ではなく、体に何らかの問題が隠れている可能性があります。
糖尿病を持っていると、血流が悪くなり、傷の治りが遅くなることがよくあります。また、足のむくみや血管の詰まりによって、皮膚に十分な栄養が届かず、傷が悪化してしまうこともあります。特に注意が必要なのは、床ずれや静脈の問題による足の潰瘍、重度のやけどなどです。こうした傷は、放っておくと感染が広がったり、悪化したりする危険があります。
そんなときは、専門的な診療が有効です。西陣病院の創傷外来では、皮膚、血管、内分泌、リハビリなど、さまざまな分野の専門家が協力して、傷の原因を詳しく調べます。糖尿病性の足の病変や、重症な下肢の血流障害にも対応しており、一人ひとりに合った治療法を提案しています。
「どうせまた治るだろう」と思わず、2週間以上治らない傷や、痛み・腫れ・分泌物がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。適切なケアを受けることで、大きなトラブルを防ぐことができます。
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