市民税の申告が必要な人は?

毎年、確定申告の時期が近づくと、「自分は市民税の申告が必要なの?」と疑問に思う人も多いでしょう。実は、所得税の確定申告が不要でも、住民税(市県民税)の申告が必要な場合があります。

たとえば、年金生活の方。公的年金などの収入が年400万円以下で、その他の所得が20万円以下の場合、所得税の確定申告は必要ありません。しかし、住民税に関しては別。神戸市をはじめ多くの自治体では、この条件でも市県民税の申告を求めています。

これはなぜかというと、住民税はその年の所得に応じて翌年度の税額が決まるからです。給与から天引きされている人だけでなく、年金受給者や副業で収入を得た人、退職した人など、収入状況に変化がある方は特に注意が必要です。

たとえば、フリーランスで副収入があった、一時的にアルバイトで働いた、あるいは年金以外の配当や不動産収入がある——こうした場合、20万円未満でも申告対象になることがあります。

申告は居住する市区町村の窓口や、専用サイトから行えます。期限は通常5月中旬までですが、自治体によって異なるので早めの確認を。申告漏れは過少納付となるため、後で修正手続きが必要になることも。

「自分は大丈夫」と思わず、一度、自分の収入状況を振り返ってみましょう。正確に納税することで、住民サービスの基盤を支える一歩にもなります。

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