徳川家康と天ぷら油の歴史
戦国時代を勝ち抜き、江戸幕府を開いた徳川家康。彼の晩年の好物として有名なのが「天ぷら」です。一部では天ぷらの食べ過ぎが死因とも噂されるほど、家康と天ぷらには深い繋がりがあります。では、当時の天ぷらはどのような油で揚げられていたのでしょうか。
現代で使われているような専用の「天ぷら油」は、江戸時代初期の当時、まだ存在していませんでした。家康が食べていた天ぷらには、菜種油や榧(かや)の油、さらにはオリーブオイルなどが使われていたと考えられています。高級品だった油を使った天ぷらは、まさに贅沢な御馳走でした。
香ばしい衣と素材の旨味を楽しんでいた家康の食卓を想像すると、現代の天ぷら文化の原点がそこにあったことが窺えます。
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