慰謝料を払わないとどうなる?

離婚の原因となった不貞行為や暴力などに対して、被害者が請求できる慰謝料。これは単なる夫婦間の話し合いではなく、民法710条・711条に基づく「不法行為による損害賠償請求権」です。つまり、法律で認められた正当な請求なのです。

そのため、慰謝料の支払いを無視し続けると、相手は調停や裁判に進むことがあります。一度裁判で支払いが命じられ、それでも支払わない場合、給与や預貯金が差押えされるなど、強制執行の手続きが取られる可能性があります。差し押さえは生活に大きな影響を及ぼすため、無視するのは非常に危険です。

もちろん、本当に支払いが難しい状況にあるなら、諦める必要はありません。弁護士に相談し、分割払い減額の交渉を行うことで、現実的な支払い計画を立てることも可能です。実際、多くのケースで合意が成立しています。

重要なのは、請求を受けたからといって放置せず、早めに対応することです。特に離婚問題では感情が絡みやすく、冷静な対処が求められます。専門家の力を借りながら、適切に対応することが何より大切です。

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