日本で一番寒い場所?菅平高原の驚異的な寒さ
冬になると日本各地で厳しい寒さが話題になりますが、2023年1月26日、長野県上田市にある菅平(すがだいら)高原で、全国の観測地点の中で最も低い氷点下27度が記録されました。現地の人々が「寒さを通り越して痛い」と表現するほどの、まさに桁違いの寒さです。
菅平高原は標高が約1,250メートルと高く、周囲を山に囲まれた盆地状の地形をしています。この地形により、夜間に冷え切った空気が盆地の底に溜まる「放射冷却現象」が強く働き、北海道の都市部を超えるような猛烈な冷え込みが観測されることがあります。そのため、本州でありながら「日本のチロル」とも呼ばれるほどの美しい雪景色と、日本屈指のウインタースポーツの環境が整っています。
では、菅平が「日本一寒い場所」なのでしょうか。実は、日本の観測史上最低気温の公式記録は、1902年に北海道旭川市で記録された氷点下41.0度です。また、富士山の山頂なども年間を通して極めて低い気温となります。しかし、人が暮らす地域や主要な観測地点において、菅平高原が北海道の名だたる極寒地と肩を並べる、あるいはそれをしのぐトップクラスに寒い場所であることは間違いありません。
コメント
まだコメントはありません。最初のコメントを投稿しましょう。