海の水がしょっぱい理由

海に行けば、少し口に含んだだけで「しょっぱい」と感じますよね。この塩辛さの正体は、海水に溶けているさまざまな成分にあります。塩素イオンナトリウムイオンが主な原因で、私たちが日常で使っている塩(塩化ナトリウム)と同じ成分です。だから、海水の味はまるで薄めた塩水のようになるのです。

実は、海には天然に存在する92種類のすべての元素が、わずかずつ溶け込んでいると言われています。川が地表の岩石を削って海へ運ぶことで、塩分が少しずつたまっていった結果、今の海水ができました。雨水が蒸発しても塩分は残るため、海はどんどん濃くなっていくのです。

とはいえ、海水をそのまま飲むのは厳禁。人間の体はそんなに濃い塩分に対応できません。飲み物として安全なのは、塩分を除去した淡水だけです。海上保安庁の解説にもあるように、この「しょっぱさ」は自然の長い営みの証でもあります。海のすごさを感じさせられる、ちょっとした不思議ですね。

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