猫にひっかかれたら本当に病気になるの?

愛猫と遊んでいるときに、ついついひっかかれてしまった――そんな経験、飼い主さんなら一度はあるかもしれません。実は、猫にひっかかれることで「猫ひっかき病」と呼ばれる感染症にかかる可能性があります。

この病気は、バルトネラ・ヘンセラという細菌が原因。猫が保菌していて、そのひっかき傷や咬み傷、あるいは猫が傷口をなめることで人間に感染します。日本では1953年に初めて報告されて以来、特に子どもや免疫力が弱っている人に注意喚起がされています。

感染すると、まずひっかかれた部位に赤みや腫れが出ます。その後、発熱や倦怠感、リンパ節の腫れ(特に首や脇の下)が現れることも。ほとんどの場合、自然に治りますが、まれに重い症状になるため、油断は禁物です。

予防のポイントは、猫との接し方にもあります。爪をこまめに切ること、遊ぶときは素手を避けること、そして万が一ひっかかれたらすぐに石鹸で洗い流し、消毒すること。特に子供がいる家庭では、猫とのふれあい方を教えることが大切です。

猫はかわいらしい家族の一員ですが、ちょっとした接触でもリスクが伴うことも。正しい知識で、安心して暮らしたいですね。

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