生活保護受給中のクレジットカード利用と借金について

生活保護を受給していると、クレジットカードを作ることや利用することが法律で禁止されているのではないかと不安に思う方が少なくありません。しかし結論から言うと、生活保護法の中にクレジットカードの所持や利用を禁止する文言は一切ありません。クレジットカード会社が審査を行う際にも、申込者が生活保護を受給しているかどうかを直接確認する項目や仕組みはないため、一般の方と同様に申し込みや利用が可能です。

ただし、実際にカードを利用する際には極めて重要な注意点があります。生活保護費はあくまで最低限度の生活を保障するための原資であり、クレジットカードでの買い物やキャッシングは法律上「借金」とみなされるケースがあります。特にキャッシングによる現金の借り入れや、リボ払い等による高額な債務は、福祉事務所から「収入」として判断され、受給額の減額や支給停止の対象となるリスクがあります。

信用情報機関を通じて過去の滞納履歴(ブラックリスト)などは調べられますが、生活保護の受給そのものがカード会社に筒抜けになるわけではありません。とはいえ、限度額を超えた利用や返済不能な借金を抱えることは、生活再建に深刻な影響を及ぼします。カードを所持することは可能ですが、一括払いのみにするなど、ケースワーカーとも相談しながら慎重に管理することが求められます。

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