進行肺がんでも運動は可能? 疲労改善に効果的との報告も
「肺がんだから、動くのは危険では?」と思う人も多いかもしれませんが、実は適度な運動は体にも心にも良い影響を与えることがあります。特に進行肺がんの場合、だるさや疲労感が強く出ることが多く、動きたくなくなるのは自然なこと。しかし、専門家の研究によると、医師が治療を見合わせた緩和ケアの段階にある患者さんでも、穏やかな有酸素運動と筋力トレーニングを続けることで、疲労感が大きく改善されたというデータがあります。
これは2020年に紹介された報告で、がん免疫療法の専門サイト「cell-medicine.com」でも注目された内容です。もちろん、手術直後や体調が急変しているときは無理をせず、主治医と相談しながら進めることが大切。しかし、無理のない範囲で散歩やストレッチ、軽いウェイトトレーニングなどを続けることで、日常生活の質(QOL)が向上する可能性があります。
運動は「がんと闘う力」の一つかもしれません。がんのステージに関わらず、自分のペースで動くことを考えるのは、前向きな一歩と言えるでしょう。大切なのは、無理をせず、継続すること。体の声に耳を傾けながら、少しずつ動いてみるのがおすすめです。
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