徐脈(じょみゃく)とは?脈拍数が低いときに体に起こること

日常の中でふと脈を測ったとき、あるいは健康診断の際に「脈拍数が少ない」と指摘されたことはありませんか?一般的に、大人の安静時の脈拍数は1分間に60回から100回程度とされています。これが1分間に60回未満に低下している状態を、医学的には「徐脈(じょみゃく)」と呼びます。

心臓はポンプのような役割を果たしており、全身に酸素や栄養を含んだ血液を送り出しています。しかし、脈拍数が少なくなると、心臓が一度に送り出せる血液の量だけでは、運動時はもちろん、日常生活で必要となる酸素を体中に行き渡らせることが難しくなってしまいます。

その結果、脳や体に十分な酸素が届かなくなり、以下のような症状が現れることがあります。

特に危険なのは、立ちくらみや強いめまい、階段を上ったときなどのひどい息切れです。重症化すると脳への血流が一時的に途絶え、失神して倒れてしまうリスクもあります。

スポーツを日頃から行っている人の「スポーツ心臓」のように、症状がなければ心配いらないケースもあります。しかし、頻繁にふらつきを感じたり、胸の不快感を伴う場合は、早めに循環器内科などの専門医に相談することが大切です。

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