訪日外国人が最も困ること、それは意外にも身近な問題

日本を訪れる外国人観光客が最も不便に感じるのは、「Wi-Fi環境」だという調査結果が出ています。全体の31.5%が挙げており、スマホが手放せない現代ならではの悩みと言えます。インターネットに接続できないと、地図の確認や翻訳アプリの使用が難しくなり、旅のストレスにつながるのです。

次に多いのは、「施設スタッフとのコミュニケーションが取れない」という声(20.2%)。英語対応が限られているお店や観光地では、簡単な会話ですらうまく伝わらず、戸惑ってしまうケースも少なくありません。さらに「多言語表示の少なさ」(17.5%)も挙がっており、案内板やメニューに英語や中国語、韓国語が表示されていないと、どこに行けばいいのか、何を注文すればいいのかがわからず、不安になるものです。

そのほか、「公共交通の利用」や「ゴミ箱の少なさ」も上位にランクイン。特に地下鉄や路線バスの乗り方や切符の買い方は、一見わかりづらく、初めての訪日客にとっては難関です。また、街中にゴミ箱がほとんど設置されていないため、飲み終わったペットボトルをどう処分すればいいのか戸惑う人も多いようです。

こうした声を踏まえると、外国人に「もっと居心地の良い日本」を提供するには、小さな配慮の積み重ねが大切。無料Wi-Fiの拡充や、多言語対応の強化、スタッフの簡単な語学トレーニングなど、できることはたくさんあります。訪れた人が「また来たい」と思える国であり続けるために、今一度、日常の不便さに目を向けてみる必要があるかもしれません。

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