集中力はなぜ最初と最後に高まるのか?
長時間の勉強や仕事に取り組んでいると、途中で集中が途切れてしまうこと、ありますよね。実は、人間の脳には「初頭効果」と「終末効果」という心理法則が働いており、集中力は自然と作業の始まりと終わりに高まる傾向があります。
つまり、作業の最初は新鮮さや意欲から集中が高まり、終わりが近づくと「あと少しで終わる」という達成感や緊張感から再び集中が戻ってくるのです。一方で、真ん中の時間帯はだらけやすく、いわゆる「中だるみ」が起こりがち。これは誰にでも起きる自然な現象です。
この特性を活かす勉強法や仕事術が実はとても効果的。例えば、90分の勉強を1つのブロックにするのではなく、25分集中して5分休む「ポモドーロ・テクニック」のように、時間を区切って区切りをつくることで、何度も「最初」と「最後」を繰り返すことができます。結果として、全体の集中時間を増やせるのです。
また、一度に長い時間頑張るより、短い集中ブロックを複数回繰り返すことで、脳の疲れを抑えながら効率を上げられます。意識的に「始まり」と「終わり」を作ることで、自然な集中リズムに乗ることができる。それが、2017年に指摘されたこの法則の今なお有効なポイントです。
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