映画制作の現場や、Blu-ray/DVDの特典映像などでよく耳にする「NGシーン」。撮影中に俳優がセリフを噛んでしまったり、笑いが止まらなくなったり、予期せぬハプニングが起きたりするあのシーンは、本編とは違った裏側の雰囲気が楽しめてとても魅力的ですよね。
では、この「NGシーン」という言葉、実は英語ではない和製英語だということをご存知でしょうか? 「NG」は「No Good」の略ですが、英語圏でそのまま「NGシーン」と言っても、ネイティブにはなかなか通じないことが多いのです。
今回は、映画やドラマの「NGシーン」を表現するための正しい英語表現について、詳しく解説していきます。英語のエンタメをもっと楽しみたい方や、海外の映画の裏側について知りたい方は、ぜひチェックしてみてください!
1. 「NGシーン」を意味する代表的な英語表現
英語圏では、シチュエーションやニュアンスに合わせていくつかの異なる単語が使われます。ここでは、特によく使われる3つの表現をご紹介します。
Bloopers(ブルーパーズ)
映画やテレビ番組の撮影中に出たNGシーンや言い間違いの集まりを指す、最も一般的でカジュアルな表現です。
特典映像などで「Bloopers」というタイトルがついているのをを見たことがある方も多いでしょう。
Outtakes(アウトテイクス)
本編には採用されずカットされたシーン全般を指しますが、特にその中のNGシーンや失敗テイクを意味することもあります。
音楽業界でも、アルバムに入らなかった未発表曲(アウトテイク)として使われる言葉です。
Gag reel(ガッグ・リール)
主に撮影現場でのウケるハプニングや、おふざけシーンを集めた映像のコンピレーションを指します。
「reel」は昔の映画のフィルムの巻き(リール)に由来しています。
2. ネイティブが一番よく使う「Bloopers」のニュアンス
私たちが普段使う「NGシーン」に一番近いニュアンスを持っているのが、この Bloopers です。
YouTubeなどの動画共有サイトでも、大人気ハリウッド映画の「Movie Bloopers」や「Cast funny moments」といった動画がたくさんアップロードされています。深刻なミスというよりも、撮影現場の和やかな雰囲気や、俳優たちの素の表情が垣間見えるユーモラスな失敗全般を指すのが特徴です。
例文: "I always watch the bloopers in the bonus features after finishing a movie." (映画を見終わった後、特典映像のNGシーンを見るのがいつも楽しみなんだ。)
映画の撮影現場の裏側を英語で表現できるようになると、海外のインタビュー映像やメイキングの楽しみが何倍にも広がりますね。
今回の記事の続きでは、それぞれの単語の詳しいニュアンスの違いや、実際に海外の現場で使われているフレーズについてさらに深掘りしていきます。
海外の映画やドラマのメイキング映像を見る際、どのようなタイトルや表現が使われているか、ぜひ注目してみてくださいね!
映画のNGシーンを表すその他の英語表現とまとめ
前編では「blooper」という代表的な表現をご紹介しました。後編となる今回は、シーンのニュアンスや媒体によって使い分けられる便利な関連表現と、実際の学習への活かし方を解説します。
その他の主要なNG関連表現
映画や海外ドラマの特典映像などでは、以下のような表現も頻繁に使われます。
Outtakes(アウトテイク)
撮影でカメラは回っていたものの、本編には採用されなかったテイク全体を指します。俳優の言い間違いやハプニングだけでなく、単純な別テイクも含まれるのが特徴です。
Gag Reel(ギャグ・リール)
撮影現場での面白いハプニングや、キャスト・スタッフが笑ってしまったユーモラスなNGシーンを集めた映像を指します。
Deleted Scenes(ディリート・シーン)
こちらは「ミス」ではなく、演出の都合や上映時間の関係で意図的にカットされたシーン(削除シーン)を意味します。
英語表現の比較まとめ
実践的な活用法
私たちが普段何気なく使っている「NG(No Goodの略)」は、実は英語圏ではそのままでは通じにくい和製英語です。YouTubeなどの動画プラットフォームで大好きな洋画や海外ドラマの裏側を探すときは、次のように検索してみましょう。
検索ワードの例:
[映画のタイトル] bloopers
[ドラマのタイトル] gag reel
生きた英語のニュアンスを体感しながら、お気に入りのスターたちのリラックスした素顔を楽しんでみてくださいね。
お気に入りの海外映画やドラマで、実際に「Bloopers」を見たことはありますか?
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