ユネスコ(UNESCO)ってどんな組織?基本のキホン
テレビやニュース、あるいは学校の授業などで「ユネスコ(UNESCO)」という名前を耳にしたことがある人は多いでしょう。世界遺産を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、実はそれだけではありません。
ユネスコとは、正式名称を「国際連合教育科学文化機関(United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization)」といい、国際連合(国連)の専門機関の一つです。1945年11月に採択された「ユネスコ憲章」に基づき、1946年に発足しました。
第二次世界大戦という、人類史上最大とも言える悲惨な戦争を経験した反省から、「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」という高潔な理念のもとに作られました。つまり、「教育」「科学」「文化」というソフト面の協力や国際交流を通じて、世界に平和と人々の福祉を築き上げることが、ユネスコに課された最大の使命なのです。
平和を支える3つの柱と私たちの暮らし
ユネスコの活動は多岐にわたりますが、基本的には「教育」「科学」「文化」という3つの大きな柱を中心に展開されています。それぞれの分野でどのような役割を果たしているのか、その概要を見ていきましょう。
教育の普及: すべての人に学ぶ権利を保障し、世界中の子どもたちが質の高い教育を受けられる環境を整えています。文字の読み書きができない大人を減らす「識字教育(世界寺子屋運動など)」もその一環です。
科学の振興: 地球環境を守るための国際共同研究や、水資源の管理、科学技術の発展における倫理的なルールの策定など、地球規模の課題に科学の力で挑んでいます。
文化の保護: 世界遺産や無形文化遺産(伝統芸能や食文化など)、記憶遺産などを登録・保護し、人類共通の宝物として未来へ引き継ぐ活動を行っています。
コメント
まだコメントはありません。最初のコメントを投稿しましょう。