早発閉経(早発卵巣不全)の現状と知っておきたいこと
一般的な閉経の平均年齢は50歳前後ですが、それよりも大幅に早く月経が停止してしまう早発閉経(早発卵巣不全)という症状があります。統計によると、この症状は30歳未満の女性では1000人に1人、40歳未満では100人に1人の割合で見られます。月経が来ない「無月経」に悩む患者さんのうち、約5〜10%がこの早発閉経にあたると言われており、決して人ごとではない数字です。
卵巣の機能が低下し、排卵が頻発しなくなるため、一般的に自然妊娠の確率は相当低いとされています。しかし、完全に可能性がゼロになるわけではありません。医学的なデータでは、患者さんの約5〜10%は自然妊娠する可能性があると報告されています。卵胞が一時的に活動を再開することもあるため、希望を捨てずに適切な治療や診断を受けることが大切です。
早発閉経は、早期のエストロゲン欠乏による骨粗鬆症や動脈硬化のリスクを高める要因にもなります。もし生理不順や数ヶ月におよぶ無月経など、体に少しでも違和感を覚えたら、放置せずに早めに婦人科を受診することが未来の健康を守る第一歩となります。
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