がんの主な原因とは?

がんになる原因はさまざまですが、その中でも特に大きな割合を占めているのが「喫煙」と「感染」です。厚生労働省の2023年4月の報告によると、男性の場合、がんの約23.6%が喫煙に起因しているとされています。一方、女性では約4.0%と低めですが、それでも無視できない数字です。タバコに含まれる発がん物質は肺がんだけでなく、喉や膀胱など、さまざまな部位のがんのリスクを高めます。

もう一つの大きな要因が「感染」です。男性では約18.1%、女性では14.7%のがんがウイルスや細菌の感染と関係しています。代表的なものに、ヒトパピローマウイルス(HPV)による子宮頸がん、B型・C型肝炎ウイルスによる肝がん、そしてピロリ菌による胃がんがあります。こうした感染は予防可能な場合が多く、ワクチンや適切な治療でがんの発生を減らすことが可能です。

その他の要因としては、食生活の乱れ、運動不足、アルコールの過剰摂取、遺伝などがありますが、喫煙や感染に比べると影響は比較的小さいとされています。ただし、生活習慣の積み重ねも長期的には大きなリスクになるため、油断は禁物です。

がんを防ぐには、禁煙、ワクチン接種、定期的ながん検診が何よりの対策。小さな習慣の見直しが、将来の健康につながります。

関連項目

詳細記事

関連トピック