2024年以降の扶養控除改正:影響と見通し

2024年の税制改正大綱では、将来的な社会保障制度の見直しの一環として、扶養控除の縮小が示されています。特に注目されているのは、高校生の子どもがいる家庭に対する影響です。現行では、そのような世帯が受けられる扶養控除は所得税で38万円、住民税で33万円です。

しかし、政府の計画によると、2026年度以降に児童手当の拡充が実施されるのを機に、扶養控除が所得税25万円、住民税12万円に引き下げられる予定です。つまり、控除額が減少する分、一時的には所得税や住民税の負担が増える可能性があります。

ただ、この改正は単なる負担増というわけではありません。児童手当の拡大とセットで進められるため、結果的に子育て世帯の手取り収入が増えることも期待されています。特に低・中所得世帯にとっては、手当の拡充が控除の縮小を上回るメリットとなる可能性があります。

とはいえ、どの程度の影響を受けるかは世帯の収入や構成によって異なります。例えば、子どもが複数いる家庭や共働きの家庭では、変更による税負担の変化がより顕著になるでしょう。来年度以降の動向を注視しつつ、自身の家庭にどのような影響があるかを早めに確認しておくことが大切です。

関連項目

詳細記事

関連トピック