ガソリンの「3重課税」とは?実際の内訳を解説

ガソリンには「3重課税」とよく言われますが、これは誤解を招きやすい表現です。実際には、ガソリン価格には複数の税金がかけられており、それらが重なっているため、まるで三重に課税されているように見えるのです。

まず主な税金として「揮発油税」「地方揮発油税」「石油石炭税」があります。このうち、揮発油税と地方揮発油税の合計は、2022年2月15日時点で1リットルあたり53.8円の定額課税です。これに加えて、石油石炭税もかけられます。さらに、これらの税金を含んだ価格の合計額に対して、消費税が上乗せされるため、実質的に「税金に税金がかかっている」状態になります。

つまり、純粋な「3重課税」ではなく、複数の税が段階的に課され、さらに消費税が全体に適用される仕組みです。このため、給油のたびに「なんだか高い」と感じるのは、ガソリンの原価以上に税負担が大きく影響しているからです。

近年では、国際的な原油価格の変動や、環境対策としての税制見直しも議論されていますが、ガソリンにかかる税の構造は、私たちの日常の出費にじわじわと影響を与え続けています。

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