失神の主な原因は大きく3つ
突然意識を失う「失神」に陥った経験がある人は少なくありません。多くの場合、数秒から数分で回復しますが、その背景にはさまざまな原因が隠れています。専門的には、失神の原因は主に神経調節性失神、起立性低血圧、心原性失神の3つに分けられます。
神経調節性失神は、特に若年層に多く見られます。立ち続けた後や強い痛み、緊張をきっかけに、のぼせや冷や汗のあとに意識を失うのが特徴です。よく知られているのは「血管迷走性失神」で、体が一時的に過剰に反応し、心拍数や血圧が急低下するためです。
起立性低血圧は、特に高齢者や長期間の臥床後に起こりやすいタイプです。急に立ち上がったときに脳への血流が追いつかず、ふらつきや失神に至ります。脱水や薬の副作用が関与することも少なくありません。
一方、心原性失神は心臓の問題が原因で、不整脈や心臓の狭窄などが関係します。命に関わることもあるため、一度失神した場合は特に注意が必要です。繰り返す、動悸を伴う、運動中に起こるといった場合は、早めの受診が望まれます。
失神の多くは一時的なものですが、原因を見極めることが大切です。異常がないか心配な場合は、専門の医療機関での診察をおすすめします。
コメント
まだコメントはありません。最初のコメントを投稿しましょう。