基礎控除38万円って?
所得税を計算するとき、「基礎控除」という制度があります。これは、一定の所得以下の人が対象になり、税金の負担を軽くするためのものです。2019年までさかのぼると、納税者の合計所得に関わらず、全員が一律で38万円の控除を受けることができました。つまり、所得から38万円を引いた金額に対して税金がかかるため、節税効果があるのです。
この制度は、会社員の給与所得者だけではなく、フリーランスや個人事業主など、すべての納税者に適用されます。業種や事業の規模に関係なく、誰でも対象になる点がポイントです。たとえば、副業で少しだけ収入を得ていたとしても、年間所得が一定以下なら、この控除の恩恵を受けられます。
ただし、2020年以降の税制改正によって、基礎控除の金額は変更されています。収入が一定額を超えると、控除額が段階的に減少する仕組みに変わったため、すべての人が一律38万円を受けられるわけではなくなりました。それでも、低所得層にとっては大きな助けとなる制度です。
所得税の確定申告の時期になると、「どれだけ控除を受けられるか」が気になるもの。基礎控除はその基本中の基本であり、正しく理解しておくことで、無駄な税金を払うリスクを減らせます。自分の所得状況に合わせて、適用の可否を確認してみましょう。
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