40代の女性が「寝ても眠い」のはなぜ?

いつもしっかり寝ているはずなのに、なぜか昼間もぼんやりして眠気が取れない――。40代の女性にとっては、よくある悩みです。その原因の一つとして、エストロゲンという女性ホルモンの減少が挙げられます。

40代になると、卵巣の機能が少しずつ低下し始め、エストロゲンの分泌量が減っていきます。この変化は、いわゆる「更年期」の入り口ともいえる時期。エストロゲンは、ただ生理に関わるだけでなく、自律神経のバランスを整える働きもしています。そのため、このホルモンが減ると、交感神経と副交感神経のバランスが乱れやすく、結果として睡眠の質が下がってしまいます。

「夜は寝付けない」「朝早く目が覚めてしまう」「寝た気がしない」……こうした症状が出ると、いくら長く寝ても「眠い」と感じるのは当然です。さらに、自律神経の乱れはイライラや気分の落ち込みにもつながりやすく、うつ状態に近い症状が出ることもあります。

対策としては、まず生活リズムの見直しが大切。朝起きたらなるべく太陽の光を浴びて、夜はブルーライトを控えるだけでも、睡眠の質は変わります。また、適度な運動や、バランスの取れた食事も効果的です。特に、大豆製品に含まれるイソフラボンは、エストロゲンに似た働きをするため、積極的に取り入れたい食品の一つです。

「疲れてるから当然」とあきらめるのではなく、40代の体の変化に寄り添ったケアが、すっきりとした毎日につながります。

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