40代で約4割が歯周病に 日本人の歯の悩み

「歳をとると、歯が弱くなる」とよく言われますが、その原因の多くは歯周病にあります。実は、日本人が歯を失う最大の原因は虫歯ではなく、歯周病です。厚生労働省の調査によると、歯を失う原因の37%を占め、他の要因を大きく引き離してトップとなっています。

さらに気になるのは、年齢とともにその罹患率が着実に上がっていく点です。15歳から24歳の若年層では約20%ですが、35歳から44歳の間には40%もの人が歯周病になっているとされています。つまり、40代の2人に1人は、すでに何らかの形で歯周病を抱えている可能性があるのです。

45歳から54歳では50%、55歳以上では55%から60%にまで上昇します。自覚症状が少ないため、「気づかないうちに進行している」というケースも少なくありません。歯ぐきの腫れや出血、口臭などが気になる場合は、すでに初期の歯周病かもしれません。

歯を長く健康に保つには、毎日の丁寧な歯みがきに加え、定期的な歯科検診が欠かせません。特に30代後半から40代は、生活習慣やストレスも影響しやすく、ケアを怠りがちな時期。今のうちから意識的に予防に取り組むことが、将来の自分の歯を守ることにつながります。

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