「433の法則」で見る職場の人の構成

職場にはさまざまな人がいます。意欲的に働き、周りを引っ張っていく人。言われたことはきちんとこなすけれど、それ以上は動かない人。そして、なかなかやる気が伝わってこない人。実は、こうした人の割合は一定のバランスになっていると言われています。それが「433の法則」です。

この法則によると、組織の中ではおよそ3割の人が高いモチベーションを持ち、積極的に動いているとされます。彼らは自発的に課題を見つけ、行動するため、チームの核となる存在です。一方、4割の人は言われた仕事はしっかりこなすが、それ以上は求めないタイプ。いわゆる「普通の社員」で、組織の安定を支えています。

そして残りの3割は、やる気に欠けたり、仕事への関心が薄かったりする人とされています。彼らをどう巻き込んでいくかが、リーダーやマネージャーの大きな課題です。

この法則は、ある意味で現実を反映しているとも言えます。全員が同じように頑張れるわけではないし、全員が先頭に立てるわけでもありません。大切なのは、3割の優秀な人材にばかり頼るのではなく、4割の「普通の人材」をどう育て、3割の意欲の低い人をどう巻き込んでいくか。組織全体の底上げを考える上で、433の法則は今も参考になる考え方です。

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