60代の生活防衛資金、どのくらい必要?
定年後や突発的な収入減に備えて、「生活防衛資金」としていくら準備しておくべきか、気になるところです。特に60代になると、働ける期間も限られてくるため、よりしっかりとした備えが求められます。
高齢者がいる世帯の平均的な1か月の支出は、総務省の家計調査(2024年2月時点)によると26万4,170円です。この金額には食費、光熱費、通信費などが含まれており、医療費や介護費が発生する家庭ではさらに上積みが必要になることも。
多くの専門家は、こうした不測の事態に備えて、6か月から1年分の生活費を現金で準備しておくことを勧めています。つまり、26万円×6か月で約158万円から、1年分なら約317万円程度が目安です。
もちろん、住まいが持ち家か賃貸か、年金の額、家族構成などによって必要な金額は異なります。ただし、60代以降は収入の減少や健康面の変化が予想されるため、早めに貯蓄を見直し、無理のない範囲で備えておきたいものです。
生活防衛資金は、あくまで「緊急時に使うお金」。使い道をはっきり決めて、焦って動かずに対応できるようにしておきましょう。
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