役員報酬60万円の社会保険負担額はいくら?
月額60万円の役員報酬を受け取る場合、会社が負担する社会保険料は意外と高額になります。健康保険と厚生年金に加え、会社も一定割合を負担するため、経営者にとっては無視できないコストです。
毎月60万円の役員報酬を12か月受け取った場合、月々の健康保険料は約61,194円、厚生年金保険料は約113,460円がかかります。これらの保険料は、原則として会社と役員がそれぞれ半分ずつ負担する仕組みです。つまり、会社が支払う社会保険料の負担額は、月額で約87,327円。年間では約104万円以上になります。
ただし、これはあくまで報酬部分の負担です。実際には、役員報酬を年間を通じて均等に支給していると、社会保険の算定基礎が高くなり、結果として保険料も上がってしまいます。これを回避する方法として、役員賞与を活用して報酬の一部を後払いにするケースもあります。こうすることで、月額報酬を下げ、社会保険料の負担を軽減できる可能性があります。
もちろん、賞与の額や支給時期によっても影響が出るため、税理士や社会保険労務士と相談しながら最適な報酬設計を考えることが大切です。単に「60万円」という数字だけを見るのではなく、会社全体の負担額を意識することで、より効率的な経営が可能になります。
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