65歳以上の年金が停止される基準額とは?
65歳以上で働きながら年金を受け取っている場合、一定の収入を超えると年金の一部が支給停止になることがあります。2023年4月現在、その基準となる月額は48万円です。この金額を超えると、超えた分の2分の1が年金から差し引かれます。
例えば、ある月の収入が52万円だった場合、48万円を超えている4万円の2分の1、つまり2万円が年金から減額されます。この仕組みは「在職老齢年金制度」と呼ばれ、高齢になっても働いている人に公平に年金を支給するためのものです。
65歳以上70歳未満の方は、厚生年金に加入している限りこのルールの対象になります。ただし、70歳になるとこの支給停止の仕組みは適用されなくなり、収入に関わらず年金を全額受け取れるようになります。
会社員として働きながら年金を受け取る人は、給与明細と年金額をよく確認し、どのくらいの額が調整されているかを把握しておくことが大切です。特にボーナスなどの一時金がある月は、収入が一時的に跳ね上がることもあるため、注意が必要です。
在職中の年金受給は、生活の安心を支える制度ですが、仕組みを正しく理解することで、思わぬ減額を避け、計画的なお金の運用にもつながります。
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