国民年金は70歳からいくらもらえる?知っておきたい平均受給額

老後の生活設計を立てる上で、多くの人が気になるのが「年金は一体いくらもらえるのか」という疑問です。特に節目の年齢となる70歳時点で受け取れる金額について、実際の統計データを交えながら解説します。

厚生労働省のデータによると、70歳が受け取っている老齢基礎年金(国民年金)の平均月額は約57,405円となっています。この金額は、現役時代に未納期間がなく満額を受給している場合や、過去の免除期間などによって多少の前後があります。国民年金だけで老後資金のすべてをカバーするのは難しいため、日々の生活費の土台として捉えるのが現実的です。

一方、現役時代に会社員や公務員として厚生年金に加入していた場合(老齢厚生年金 第1号)は、国民年金に上乗せして支給されます。70歳の老齢厚生年金の平均月額は約141,026円です。この金額には基礎年金分も含まれているため、会社員として働いていた人は、毎月およそ14万円を受け取っているのが平均的なモデルケースとなります。

なお、年金は受給開始の手続きを遅らせる「繰下げ受給」を選択することで、1ヶ月ごとに0.7%ずつ受給額を増やすことができます。例えば、本来の65歳ではなく70歳まで受給を遅らせると、年金額は最大42%増額されます。健康状態や働き方に合わせて、いつから受け取り始めるかを慎重にシミュレーションすることが、豊かな老後を過ごすための重要な鍵となります。

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