一重の親からも二重の子が生まれる?
「一重まぶたの両親なのに、どうして子どもが二重まぶたなの?」と不思議に思ったことはありませんか?実は、これは遺伝の仕組みによるごく自然な現象です。
目の形を決める遺伝子には「優性」と「劣性」があります。二重まぶたは優性遺伝子(A)、一重まぶたは劣性遺伝子(a)とされています。つまり、両親が一重(aa)でも、どちらかの親の祖先に二重まぶたの血が通っていれば、その遺伝子が隠れていることがあります。
例えば、片方の親が「Aa」(見た目は一重だが、二重の遺伝子を保有)で、もう一方が「aa」(一重)の場合、子どもが二重まぶたになる確率は50%になります。さらに、もし両親ともが「Aa」なら、子どもが二重になる可能性は75%にまで上がります。
つまり、たとえ両親が一重でも、祖父母や親戚に二重まぶたの人がいれば、その遺伝子が何世代かを経て現れることがあるのです。これは「とびっ子遺伝」とも呼ばれ、外見に現れていないからといって、その遺伝子が消えているわけではありません。
だからこそ、一重の家庭から二重の子が生まれてもまったくおかしくない。顔立ちも、性格も、その人の個性の一部。遺伝の不思議は、まさに多様性の証です。
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